2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

大阪市 2年連続最低ランクの職員を分限免職に

大阪市は、職員基本条例に基づき、人事評価が2年連続で最低ランクで、研修などを受けさせたが、改善が見込めないと判断した職員2人を民間の解雇にあたる分限免職とする方針を固めたと報道されています。 地方公務員にも労基法が原則として適用されます。分…

米利上げ 新興国リスクが重荷

門外漢の独り言をお許しいただきたい。 FRBは9月の利下げを見送った。FRBは利上げのタイミングを以前は失業率7%を切ったらと言っていたのに、その後6.5%になり、それが今や5%切りそうな勢いなのに、まだ利上げしない。ハードルを自分でどんど…

中国 構造改革も財政政策も国有企業のみ

中国経済の減速の一番の原因は、投資の減少。今年1−8月期の固定資産投資額は、どの程度正確かは不明だが、前年同月比10.9%増で1−7月期より0.3%鈍化。中国不動産業大手4社の不動産投資在庫は1.8兆元(34兆円)にまで達していると言う。 これも正確かは…

遅すぎた? 最高裁判決

平成27年9月15日最高裁判決の解説はここをご参照ください。 http://d.hatena.ne.jp/yamada-home/20150915/1442309251ところで、この判決が、現時点で、特定調停に及ぼす影響は極めて限られます。 この判決で問題になった特定調停は、平成14年6月に成…

死んだ子の年を数えるようなものですが

以下は、私が作り、2010年8月16日付で保存した準備書面の一文です。今日あった最高裁判決と同じ主張をしていたのですが、ヒラメ裁判官にはねられ続けていました。悔しいです。1 文言解釈 (1) 乙第オ2号証17条決定の主文第1項に「当事者双方は、申立人が相…

特定調停での清算条項 過払金を含まず

本日(平成27年9月15日)最高裁第三小法廷で、過払金についての注目すべき判決が出ました。 この判決の事案では、すでに235万円近い過払金が出ていたのに、特定調停ではそのことが全く問題にされず、貸金債務44万円を分割して支払う内容での調停が成立…

アベノミクス第2ステージ と言えば聞こえはいいが

政府の財政諮問会議民間議員は新たな経済政策の素案をまとめた。政府は2012年に外国人の在留資格を最長3年から最長5年に延長したが、これを最長8年に再延長した。日本の大学などで学んだ留学生にインターンを勧め、国内企業への就職率を現状の2割から5割に高…

東芝 やることが汚すぎ

日経ビジネスオンラインで、東芝の告発が続いています。 東芝は、従業員だけではなく、中小企業いじめも行っていたようです。 東芝テックは今年5月、納品元企業に対し、次の文面の書面を一斉に送りました。 「この度東芝グループでは、お取引先へのお支払い…

佐野さん、やっぱ分かってるよね

東京五輪のエンブレム関連の記事・番組では、最近は佐野氏叩きから、選出過程の不透明さに議論が移りつつあるように思う。要は大手広告代理店出身者等による出来レースだったのではないかという疑念だ。 オリンピック大会のエンブレムはライセンス商品として…

G20での議論の中心は米中

G20では、もっぱら米中に議論が集中。まずは中 8月の中国の突然の元切り下げ。 切り下げ後の弁解も後付け的な印象を免れず、 対応も行き当たりばったり。 中国のトップエリートに対する信頼(虚名?) が地に堕ちた瞬間だった気がする。 G20共同声明…