2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

支店を特定しなくても預金の差押が可能

東京高裁で画期的な判決 平成23年10月26日、東京高裁で、ある画期的な判決が出た。古い話になるが、この判例が金融法務事情の3月10日号で初めて紹介されたのだから仕方ない。 同判決は、預金最大店舗指定方式と呼ばれるやり方で銀行預金を差押えることを認め…

宅配業者を装った時効債権の取立

多重債務者に宅配便の不在通知票を装ったはがきが届き、問い合わせ後、長年にわたって督促さえなかった借金の返済を迫られる例が相次いでいる、との新聞報道があった。 読売オンラインは次のような事例を例示する。 「お荷物を預かっています」。一昨年5月…