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文在寅韓国大統領は2月26日の閣議で「柳寛順烈士には(国家有功者の)1等級勲章の資格があると思う」と同女を讃えたが、日本人にはほとんど馴染みのない名前だ。柳寛順は「三一運動」に参加したことで逮捕され、獄中死亡したことで、韓国のジャンヌダルクといわれ、教科書にも載っている。ただ、その記載には間違いがあるようだ。これを指摘したのが、郷土史家の任明淳さん。小学校の教科書には「検事に椅子を投げつけたため法廷冒とく罪が追加され、7年の刑を宣告された」とあるが、刑事記録には3年の刑を受け、そのまま確定したという。また、四肢が切断されて、遺体が返還されたというのも事実ではなく、級友だったポガックさんの証言によると、死亡して20日余り過ぎた後、柳寛順の死体を受け取ったが、四肢は切断されてはいなかったという。
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