ブルーボトルコーヒーの原点は日本の喫茶店文化

スターバックスのビジネスモデルに対抗する第3の波とも言われるの高級コーヒーチェーン。
そのひとつ、ブルーボトルコーヒーが今年の2月に江東区に1号店、3月に港区に2号店を出し、話題を呼んでいる。単一農場の豆の実を使う、「シングルオリジン」を数種類用意し、自社で焙煎した上、1杯ずつハンドドリップで提供する。
ウィスキー好きにはブレンドウィスキー(多数の蒸留場のウィスキーをブレンド)とシングルモルト(一つの蒸留場のウィスキーだけを使用)の違いといえば分かるだろう。スタバがブレンドウィスキーならば、ブルーボトルコーヒーシングルモルトということになる。
ところで、25日付日経朝刊記事によると、このブルーボトルコーヒーの創業者ジェームス・フリーマン氏は日本の昔ながらの喫茶店文化に影響を受けたという。昔は学生街、書店街で、厳選したコーヒー豆を店で挽いて、1杯ずつハンドドリップして提供する店があった。やはり、そこに共通するのは「こだわり」だろう。
ちなみに、日本でもシングルオリジンを追及する会社がある。丸山珈琲だ。西麻布交差点を曲がって、外苑西通りを広尾方向に行くとすぐに丸山珈琲の店舗がある。最近値段が下がって、入りやすくなった。興味のある方は是非。
http://www.maruyamacoffee.com/