日本人人質事件 外務省の放置

日本人二人がイスラム国の人質となった事件。拘束されたのは、湯川さんが昨年8月、後藤さんは昨年10月、この間外務省が何をやっていのかが検証されなければならない。
日刊ゲンダイのWEB記事によると
「外務省は昨年、2人の拘束情報が寄せられても、<イスラム国は国じゃない><日本人とは断定できない>と動きませんでした。省内では<いい迷惑だ>と言い放った職員もいたほどです。昨年、NHKから後藤さんについて問い合わせがあった際も、同様のスタンスで無視し続けた。それが今、最悪の状況となり、内部では責任のなすり合いが始まりました」(外務省事情通)
とのこと。
外務省のこと、さもありなんである。
本来大使館業務の重要な任務の一つが在留邦人の保護である。しかし、認証官なる大使を始め、外交官の多くは、そんなくだらない仕事を自分たちがやることさえ汚らわしいと考えている。彼らが、邦人で付き合うのは、現地の企業駐在員くらいで、フリージャーナリストなどゴミとしか思っていない。