IMFが日銀に注文

古い話だが
IMFは8月1日発表の対日経済審査報告書が、以下の通り、金融ハト派を喜ばせる内容となっている。

  1. 日銀の消費者物価1%上昇というGOAL(日銀は「目途」と表現)について、「世界経済の不確実性の高まりから向こう数年でゴールを達成できるか不安」と懸念を表明。
  2. 積極的な通貨供給の拡大により円相場を押し上げ、物価上昇期待を高めることができる。資産購入プログラムを現行より相当規模拡大できる。年限のより長い国債、株式、社債などを含む資産を買い入れることが景気刺激に効果的という認識を示す。
  3. 為替に対して、さらなる円高進行が景気回復に打撃を与えかねない。
  4. 為替介入についても「過度の相場変動と無秩序な市場の環境には活用しうる。」