ヴァラモス 大量提訴?

 ヴァラモスは、かつてトライトという名前で消費者金融を行っていた業者で、元はアイフルの子会社だったが、今はネオラインキャピタルの子会社になっている。
 このヴァラモス、京都に本社があるのだが、京都簡裁に大量の貸金訴訟を起こしているという。被告も欠席のままどんどん判決が量産されているとのことだ。
 京都のある司法書士が、法廷に出席したところ、ヴァラモスの事件だけで午前中54件もあったという(午前10時から29件、午前11時から25件)。そのうち被告が出頭していたのは2名のみ。和解内容も厳しく、そのうちの1人は20万円を5万円ずつの4回分割で払うというものだったという。
 中には時効にかかっているような債権もあるかもしれないが、被告が答弁しなければ、ヴァラモスの請求通りの判決が下されてしまうことになる。
 今日相談のあったお客さんでもアペンタクルに最近完済したばかりの人がいた。あと3000円の残が残っているだけだったのだが(そうであれば当然過払状態の筈)、メールでも督促が来るし、実家にも郵便が来たという(本人いわく「督促状めいたもの」が来たとのこと)。ネオライングループの動きには目が離せない。