ウォーレン・バフェット 億万長者に増税実施を

 フォーブスで世界1になったこともある、米国の大富豪ウォーレン・バフェット。彼は、バリュー投資と呼ばれる、株式を長期保有する投資で、投資会社ハサウェイを立ち上げ、その配当で悠々自適の生活をしている。しかし、彼は配当は生活費にまわすことなく、ハサウェイからの年1000万円程度の給料で生活している。人呼んで「オマハの賢人」。オバマ大統領の熱心なシンパでもある。
 このバフェットが、15日付ニューヨークタイムズに寄稿し、年収100万ドル超の富裕層に即座に増税をすべきと訴えた、という。バフェットが10年に払った693万ドルの連邦税の税率は17.4%で、他方、事務所の社員の平均税率は36%だったという。どう考えても不均衡だ。