中国 7月 物価も住宅も

 7月の消費者物価指数は前年同月比6.5%の上昇。3年1ヶ月ぶりの高い上昇率となった。6月は6.4%で、度重なる利上げにもかかわらずインフレの終息する様子は見られない。特に食品価格の上昇が大きい。中国人が特に好む豚肉価格は56.7%という高い上昇率。
 工業生産者出荷価格(卸売物価)指数は7.5%、工業生産指数は14.0%で6月の15.1%より低下した。自動車生産の生産が減少したことが大きいという。固定資産投資は1月からの累計で25.4%となっている。
 8月18日国家統計局発表によると、7月の主要都市70のうち、前年同月比で価格が下がった都市は海南省三亜だけ。前月比で価格が下落した都市も6月の12から2増えて、14都市となった。