ソニー個人情報流出 東電並の失態
7700万人の情報流出
ソニー・コンピュータ・エンタテイメント(SCE)のインターネット配信サービスにハッカーが侵入7700万人の、名前、住所、メールアドレス、生年月日、会員ID、パスワードといった個人情報が流失した可能性があるという。さらにはクレジットカード番号も流出した可能性を否定できないという。
トヨタ、東電と続き、次はソニー
ハッカーがネットワークに侵入、一部の会員の情報を書き換えたことで、この事実が発覚。SCEは4月21日にネットワークの運用を停止した。問題は中止した後、調査に手間暇をかけ、27日ようやく情報流出を発表。結局1週間も発表が遅れた。
トヨタのリコールの遅れ、東電の情報秘匿ときて、次はソニーである。運用を停止したわけだから、当然トップはこの情報を掴んでいたはずで、全く言い訳が効かない。運用中止に際してSCEは「障害が発生した」と嘘をついていた。
ソニーはクレジット情報は暗号化しているとしているが、ソニーがもっと早く発表していたら、利用者はすぐにもカードの利用を停止していただろう。米国内では、すでにソニーに対して訴訟を起こした人間がいるという。