トヨタ 今度はハイラックスサーフで大陪審が召喚

トヨタハイラックスサーフで連邦大陪審から書類提出召喚状

 トヨタは7月20日、米ニューヨーク州南部連邦地裁の連邦大陪審から、ハイラックスサーフの自動車部品の不具合に関する書類の提出を求める召喚状を受け取ったと発表した。召喚状は6月29日付。
 同地裁の連邦大陪審トヨタに対して今年初めにも「プリウス」のブレーキなどについて書類提出を求める召喚状を送っている。

陪審とは

 大陪審とは、陪審員が刑事事件として起訴するかどうか決める制度である。映画によく出てくる陪審は小陪審であり、起訴された容疑者の有罪、無罪を決めるものであり、大陪審は検察が起訴しない場合に検察の代わりに起訴しようというものである。
 小陪審と同じように、一般市民が参加する。

レクサスの急発進事故

 ウォールストリート・ジャーナルは7月13日、「急加速して事故に至った」との訴えがあった複数の トヨタ車について米運輸省が調査した結果、いずれも運転ミスによる可能性が高いことがわかったと、関係者の話として伝えた。
 同省は、急発進の被害申告のあった車から数十台を選び、車載の記録装置を解析した結果、判明したという。
 一難去ってまた一難といったところだ。