CFJが和解で将来利息を請求

 CFJではこれまで、他の消費者金融と同様(SFコーポレーション、スタッフィー等の特殊業者は除く)、利限残元金だけの分割払いが認められてきた。これは東京弁護士会第一東京弁護士会第二東京弁護士会の三会が、結束して、分割和解案については利息をつけない形での和解を協力して進めてきた、成果でもあった(いわゆる「三会統一基準」)。しかし、6月26日から残有案件についての和解方針が180度変わったようだ。担当者が「一括返済なら、支払日までの経過利息をつけて払うこと。分割返済なら、支払日までの経過利息と、将来利息15〜18%付けて支払うこと」が受け入れられなければ和解はしない、と言ってきたからだ。
 かつては、和解が遅れている案件については、毎月20日に部署移管され、移管後は和解条件が厳しくなり、和解交渉がスムーズに行かないため、移管しそうになると、慌てて和解したりもしていたが、今回の新方針では、移管前も後も経過利息、将来利息をともにつけるとなっているため、移管前後も関係なくなった。
 「熱いふろをどちらが先に出るか」というチキンレースが始まる。