銀座のH&M かつては行列 今はガラガラ

 僕は銀座の法律事務所で仕事をしているが、うちの事務所から徒歩5分のところにH&Mがある。スウェーデン生まれのブランドで商品ラインとしては先行のZARA(スペイン版H&M)に近い。全世界で店舗を展開しているが、日本では、08年9月にオープンした銀座店が日本第1店だった。
 世界で約100名いる同社のデザイナーが、各年10回の世界旅行を行い、旅行先で受けたインスピレーションをもとに、次々とデザインをすることで、毎日のように新製品を投入する商法を成り立たせているという(ウィキペディア
 銀座の第一号店がオープンした当初は5000人が行列。僕もオープン1ヶ月後に行ったが、長蛇の列にめげ、そこから歩いて1分のところにあるZARAに入って、シャツを1枚買った。ZARAも結構賑わっていた。おそらく自分と同じようにH&Mの行列に辟易してZARAに来たのだろう。それが今はガラガラである。しかし僕は行く気がない。何せ評判が悪い。いわく、縫製が雑、素材が安っぽい等々。
 H&Mは、表参道に2号店を構えたが、今年渋谷に3号店、新宿に4号店、大阪の心斎橋に5号店を開くという。渋谷店は銀座の2.8倍、新宿店は2.6倍のフロア面積だという。大丈夫なのだろうか。