妊婦たらい回し その2

都立墨東病院の常勤勤務産科医 5年前から定員割れ

妊婦たらいまわし事故の件で、最初に受入れを断った都立墨東病院は、03年度から常勤産科医の定員(9人)を割っていたことが判明した。
同病院は、03年度に定員から1人欠け、その後も減少が続き、07年度は4人に半減、06年11月からは、新規の分娩予約の受け入れを中止していたという。
東京新聞08年10月25日朝刊)

都立墨東病院は下町地区にとって基幹病院

都立墨東病院は、下町地区で昔から一番信頼されている病院である。下町地区には「あの墨東病院でさえ、定員割れなのか」という衝撃を受けた人がかなりいると思う。

地元の医師会も、東京都には以前から医師の配転をずっと求めてきたというが、結局見捨てられていたんじゃないか、という思いさえある。
東京都も、下町地区にもう少し予算を重点配分してほしいと思う。
年配の方には、東京都庁が有楽町から新宿に移った時点で、取り残された感じを持っていた方が結構いたが、その人たちも、「やっぱりね」という感じを持っているかもしれない。