STAP偽装問題と冤罪の共通点

若山山梨大教授は「自身が作成したSTAP幹細胞を分析したところ、自分の研究室にはないマウスだった」と発表。その結果,小保方氏が外部からマウスを持ち込み,STAP細胞を偽装したことにされましたが,その直後、若山氏が分析を誤っており,そのマウスが「若山研のマウス」であったことが判明していたのだそうです。大手マスコミはこの事実を掴みながら,既に「小保方偽造疑惑」が社会的事実になってしまったため,その事実は隠ぺいされることになりました。
しかし,これは冤罪の構図に非常に似ています。警察が誤った鑑定をもとに誤認逮捕。検察庁が起訴した後にこれが発覚,検察庁は,今さら引っ込みがつかず,新証拠を隠ぺいし,無実の人間を有罪に仕立てて行く。検察庁は「確かにこの鑑定は誤っているかもしれない。でもこの人間が有罪であることを示す間接証拠がこれだけあるのだから,このまま有罪と主張することは間違いではない。」と考え,自己正当化していく訳ですが,警察を若山氏,検察庁をマスコミに置き換えれば,今回のSTAP騒動にもそのまま当てはまる気がします。
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%80%90stap%e8%ab%96%e6%96%87%e3%80%91%e8%8b%a5%e5%b1%b1%e6%95%99%e6%8e%88%e3%80%81%e5%b0%8f%e4%bf%9d%e6%96%b9%e6%b0%8f%e3%82%92%e6%8d%8f%e9%80%a0%e7%8a%af%e3%81%ab%e4%bb%95%e7%ab%8b%e3%81%a6%e4%b8%8a%e3%81%92%e2%80%a6%e8%ab%96%e6%96%87%e6%92%a4%e5%9b%9e%e7%90%86%e7%94%b1%e3%82%92%e7%84%a1%e6%96%ad%e3%81%a7%e6%9b%b8%e3%81%8d%e6%8f%9b%e3%81%88/ar-BBryMCz#page=2