最低賃金3%アップ そうすると7年後は

政府は22日,全国平均で798円の最低賃金を毎年3%程度増やす目標を設ける検討に入りました。今年度は過去最大の18円増となったが,来年度以降はさらに増加幅を広げることになります。
平成27年11月23日 日本経済新聞
政府は名目経済成長率を3%に高める目標を掲げています。現在のGDPを基準に名目3%の成長が続けば、7年後にはGDPが600兆円に達する計算になります。それに合わせて賃金水準も年3%上げようと言う考えのようです。そうすると最低賃金も今後7年間で3%上げようと言うことになります。798円を7年連続で3%上げると981円。政府は時給1000円を目指しているとのことですから,数字的にも合ってきます。
人件費が上がれば企業は,従業員のスキルアップ労働生産性をあげる方策をとる必要が,今以上にでてくることになるでしょう。