5G 官民共同開発 国際標準を取れるのか

総務省はNTTドコモなどと共同で、現在の100倍の速さの高速通信ができる第5世代(5G)と呼ばれる携帯通信システムを開発する。高精細な立体映像など容量の大きいデータもスムーズに送受信できる。5Gは欧州や中韓なども開発を急ぐ。日本は国内企業の技術が国際標準になるように官民挙げて開発し、2020年に世界に先駆けてサービスを始める。
5月30日日経朝刊
技術も大事だが、国際標準を取れるかが重要だ。次の記事を見てほしい。
欧州委員会は、5G携帯電話ネットワークの実現に向け、「5GPPP(5G Public-Private Partnership Association)」を正式に発足させた。2020年以降の実現を目指し、取り組みを加速させていく。5GPPPは、現行のLTEネットワーク向け仕様の開発に取り組む事実上の標準化プロジェクト「3GPP(3rd Generation Partnership Project)」の後継となる。(EETIMES 2013年12月26日 )
http://eetimes.jp/ee/articles/1312/26/news059.html
欧州は加盟国数が多いだけに脅威。しかも国際標準作りに関しては日本より2枚も3枚も上手だ。日本は勝てるのか?