ウクライナ

東部ドネツクの空港が26日親ロシア派武装集団に占拠されたが、ウクライナ政府軍が、即座に地上と上空から空港の攻撃を開始した。政府側の発表では空港にパラシュート部隊を送り込み、親ロシア派の対空火器を破壊したという。
ポロシェンコはキエフでの記者会見で「「反テロリスト作戦は数カ月も続くべきではない。数時間で終わるべきだ」と述べた。
プーチンが、ウクライナの25日実施の大統領選前に「ウクライナ国民の考えを尊重する」とし、選挙結果を認める姿勢を示し、新政権との交渉の姿勢を示していたが、いきなり冷や水を浴びせた形だ。ただ、市庁舎の占拠と、空港の占拠ではレベルが違い、政権側が強硬姿勢を示しても反論のしようがないだろうとの見通しもあっての決断だろうか。