GPIF 脱国債へ

GPIFが今年秋までのポートフォリオの見直しを想定し、検討作業班を設置することになった。作業班は、堀江貞之野村総研上席研究員ら4人で構成される見通し。
政府は4月22日、GPIFの運用委員に米沢康博ら新任6人、再任1人の計7人を任命。メンバーは大幅に刷新され、運用資産130兆円の「脱国債」に向け舵を切っているが、いよいよ具体的中身に話が移った。
こういうことを聞くと、心配になるのが長期金利。GPIFが脱国債を目指し、さらにゆうちょもそれに続くとなると、これまで日本の国債を買い支えていた重要プレイヤーの層が薄くなる。今は日銀がバカバカ市場から国債を買い集めているからいいが、今後どうなるのか、正直不安だ。