武富士の過払金への対応

武富士のコールセンターに聞きました。以下の回答でした。電話回答ですし、将来のことについては現時点での見込みということですので、正確性を担保するものではありませんので、ご参考ということでご理解ください。まずは武富士が設置したフリーダイアルに連絡されることをお勧めします。

  1. 現在顧客、完済顧客の取引を引き直し計算中であるが、1ヶ月ほどで完了する見込み。
  2. 引き直し計算は商工ファンド対策弁護団のHPにある計算式にしたがって行うので、分断があっても一連計算になる。武富士のコンピューターに記録が残っているものは全て入力し、計算する。
  3. 引き直し結果が出れば、顧客がATMを利用した際、画面に引き直し後の金額が表示されるようにする。残があれば残額、過払金があれば過払金額が表示されるようになる。
  4. 完済顧客に対して、引き直し計算をして告知するというようなことは考えていない。
  5. 完済顧客は決定前に電話で申込あれば、債権届書類の送付予約を受け付ける。
  6. 既存顧客には、引き続き返済をお願いしている。もし過払ということであれば、申立日以降返済された金は共益債権として全額お返しする。
  7. 債権届出書送るのは開始決定後1カ月内。
  8. 但し債権届を送るのは、実際に過払金請求をしている人、既に和解ないし判決の出ている人に限られる予定。武富士との取引を家族に秘密にしている人が多いため、トラブルを避けるためである。
  9. 債権届出書の中に、過払金額、計算書を同封する。申立時までの5%利息付。
  10. 計算終了後は、電話してもらえれば、随時過払金の有無、金額をお知らせする。完済顧客は必ず電話する必要がある。
  11. 金額不明という形での債権届は想定していない。
  12. 受任通知を受け取った後に、辞任となっている場合、完済顧客の場合は連絡が行かないので、自分で問合せ、自分で債権届する必要がある。

※債権届は会社更正手続開始決定が出てからの話になります。今送っても無駄ですのでご注意ください。