円安が止まらない

円安が止まらない。
今日は115円70銭前後だが、120円台も見えてきそうな展開だ。
エコノミストオンラインでは、
潮目が変わったのは、黒田さんのバズーカ砲炸裂と、9月17日の米国のルー財務長官の「強いドル」発言と分析。
さらに、同記事は国際金融筋の次の見解も紹介している。
日米欧ともに成長力に不安ある中で、無事金融緩和から抜け出せるのか自信がない。
だからこそ「米国は日欧に対して、金融緩和の継続を求めたのだろう。」
というもの。
要は、米国の「出口戦略」をサポートしてくれとのことだ。
このため、ドル独歩高になっているという。
しかし、
国内では、消費税増税延期、労働基準法改正見送り(良し悪しは別として)、GDPの低調、
こうした中で、トリプル安が進むおそれをひしひしと感じる。

ちょっと待てよ。
これってプラザ合意の逆バージョンじゃないの?
あのときは米国の要請で円高が進んだが、
今回は米国の要請で円安が進んでいるという構図

そんな中で安倍さんが解散総選挙を打つという。
何事もないといいが。

エコノミスト14年10月21日号
http://www.weekly-economist.com/2014/10/21/%E7%89%B9%E9%9B%86-%E6%AD%A2%E3%81%BE%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E5%86%86%E5%AE%89-2014%E5%B9%B410%E6%9C%8821%E6%97%A5%E5%8F%B7/